日本会計史学会第20回大会 大会記

平林 喜博(帝塚山大学)

 日本会計史学会第20回大会は,2001年10月26日(金)と27日(土)に,帝塚山大学を当番校として開催された。大会参加者は115名であった。

 第1日目は,帝塚山大学学園前キャンパス16号館において,11時から学会賞審査委員会,12時から役員会,昼食後,14時から会員総会,15時10分から記念講演会が行われた。その後,会場を14号館食堂に移し,17時45分から19時45分まで懇親会が行われた。

 第2日目は,同じく学園前キャンパス16号館において,10時から(昼食をはさんで)16時20分まで研究報告会研究報告会が行われた。 なお,両日にわたり別室にて,第19回大会までのスナップ写真と学会賞受賞作品の展示会が行われた。

記念講演会

記念講演(10月26日,15時10分〜17時20分)

司会者:津守常弘(九州情報大学)

(1)私の会計史研究

小林健吾(青森公立大学)

(2)会計史研究の分化と統合

久野光朗(北海道情報大学)

研究報告会

自由論題報告 I (10月27日,10時〜12時:報告40分,質問20分)

司会者:岸 悦三 (東亜大学)

(1)原価計算史の呪縛−企業予算との交渉を中心として−

和田淳三(岡山大学)

(2)1807年フランス商法の基本原則

吉岡正道(東京理科大学)

自由論題報告 II(10月27日,13時10分〜16時20分:報告40分,質問20分)

司会者:渡邉 泉(大阪経済大学)

(1)ド・ルーヴァの「複式簿記の形成と伝播」について

狭間義隆 (大阪府立大学)

(2)リトルトンの会計史観とダーウィン

福島吉治 (大阪市立大学)


司会者:土方 久 (西南学院大学)

(3)19世紀ドイツ株式会社会計の研究

川端保至 (同志社大学)

会員総会(10月26日,14時〜15時)

議事に先立ち,平林喜博大会準備委員長(学会長)の挨拶の後,準備委員長と会長が同一人であることを考慮して,福島吉春幹事が議長となり,議事に入った。

第1号議案 2000年度会務報告

興津裕康理事から,以下の報告が行われ,承認された。

  1. 2000年10月13日(金) 役員会(専修大学)
  2. 2000年10月13日(金) 会員総会および研究報告会(専修大学)
    2000年10月14日(土) 研究報告会(専修大学)
  3. 会員の異動
    1. 入会会員
        相川奈美(九州産業大学大学院生)
        梅田勝利(東亜大学大学院生)
        神森 智(呉大学)
        清村英之(沖縄国際大学)
        草野真樹(同志社大学大学院生)
        近藤武彦(税理士)
        澤登千恵(神戸大学大学院生)
        島本克彦(姫路商業高等学校)
        新野正晶(東亜大学大学院生)
        田中孝治(宇治山田商業高等学校)
    2. 退会会員
        石田和夫(関西学院大学)
        上田雅道(京都学園大学)
        園田平三郎(日本大学)
        吉田和夫(大阪学院大学)
        渡辺陽一(石巻専修大学)
        日本書籍貿易(賛助会員)
    3. 現会員数
      2001年10月26日現在での会員数 個人会員241名 賛助会員2社

第2号議案 2000年度決算報告および監査報告

 土方久理事より決算報告,徳賀監事より監査報告がそれぞれ行われ,承認された。

第3号議案 2001年度予算案

 土方理事より予算案の説明が行われ,承認された。

第4号議案 日本会計史学会会則等の改正について

 平林会長より,日本会計史学会会則第18条の4の「幹事は…」 という文言を,「理事は…」に改め,あわせて附則9として「この会則は2001年10月26日より実施する」とする旨の提案がなされ,承認された。

第5号議案 名誉会員の推薦について

 平林会長より以下の3氏を名誉会員に推薦する旨の説明が行われ,承認された。

 辻 厚生先生 (大阪市立大学名誉教授)
 久野秀男先生(学習院大学名誉教授)
 茂木虎雄先生(立教大学名誉教授)

第6号議案 年会費の改定について

 平林会長より説明があり,年会費を2002年度より7,000円(現行5,000円)に値上げすることが承認された。

第7号議案 20周年記念事業について

 清水幹事より説明があり,原案通り承認された。

第8号議案 平戸市への感謝状について

 平林会長より説明があり,平戸市へ感謝状を贈ることが承認された。

第9号議案 『会計史学会年報』編集委員の交代について

 平林会長より説明が行われ,役員会で指名された以下の6氏が承認された。(五十音順)

佐々木重人,高須教夫,徳賀芳弘(再任)
高梠真一,鈴木一道,床井睦子(新任)

第10号議案 学会賞審査報告

平林会長より学会賞の審査の経過について報告が行われ,以下の通り表彰された。

山口不二夫著 『日本郵船会計史』 (白桃書房)

第11号議案 次年度大会開催校

 平林会長より次年度大会は,獨協大学(準備委員長 百瀬房徳氏)において,2002年9月2日(月),3日(火)に開催される旨報告が行われ承認された。

第12号議案 役員選挙要領について

 中野理事より説明が行われ,承認された。

第13号議案 日本会計史学会賞審査委員の選出

 福島幹事より説明が行われ,会員総会会場での投票の結果,以下の6氏が選出された(五十音順)。

  興津裕康,笠井昭次,千葉準一,津守常弘,平林喜博,渡邉 泉

懇親会

 10月26日17時45分から, 懇親会が,会場を学園前キャンパス14号館地下1階の食堂に移して,学会員その他80名の参加を得て開催された。平林会長,横見博之帝塚山大学副学長,小島幸子氏(故小島男佐夫初代会長夫人)の挨拶の後,安平昭二関西国際大学副学長の音頭で乾杯となり,和やかな歓談が行われ,途中,次年度大会開催校の百瀬房徳獨協大学教授より挨拶があり,19時45分に散会した。

役員選挙

 会員総会における選挙要領等の説明を受けて,興津裕康理事・中野常男理事・岡野 浩幹事・福島吉春幹事・橋本武久幹事・清水泰洋幹事を構成員とする役員選挙管理委員会が発足し,10月26日15時〜17時30分,および,27日9時30分〜13時に投票が行われた。そして,久野光朗元会長の立ち会いの下で選挙監理委員による開票が行われた結果,新役員が以下の通り選出された(五十音順)。

会長:岸 悦三

理事:興津裕康,笠井昭次,片岡泰彦,高山朋子,津守常弘,土方 久, 平林喜博,渡邉泉(ただし,平林は会則第9条の2第3項による)

監事:徳賀芳弘,中野常男

幹事:清水泰洋,中嶌道靖,橋本武久,福島吉春(ただし,大会後に新会長が指名)


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