日本会計史学会第21回大会 大会記

百瀬 房徳(獨協大学)

 日本会計史学会第21回大会は,2001年9月2日(月)・3日(火)に,獨協大学を当番校として開催された。大会参加者は94名であった。

 第1日目は,獨協大学第6棟106教室において,11時から学会賞審査委員会,103教室において12時から昼食をはさんで役員会,昼食後,14時から会員総会,15時10分から記念講演会が行われた。その後,会場を本部棟3階大会議室へ移し,17時20分から20時頃まで懇親会が催された。

 第2日目は,同じく,濁協大学第6棟101教室において,10時から2氏の研究報告が行われ,昼食後,引き続き13時10分より2氏の研究報告が行われた。

記念講演会

記念講演会(9月2日,15時40分〜17時)

司会者:三代川正秀(拓殖大学)

講演者片岡 泰彦(大東文化大学)

『ドイツ簿記史とパチョーリ簿記論との関連性』

研究報告会I

自由論題報告(9月3日,10時〜12時)

司会者:佐々木 重人(専修大学)

(1)報告者:王 万光(東京都立大学大学院)

『中国会計規制史研究における概念枠組みに関する一考察』

(2)報告者:澤登 千恵(高松大学)

『London and Birmingham鉄道会杜の資金調達と複会計制度−L&B鉄道会杜の会計報告を中心に−』

 研究報告会II

自由論題報告(9月3日,13時20分〜15時20分)

司会者:平林喜博(帝塚山大学)

(1)報告者:清水 泰洋(神戸大学)

『税法における無形資産−米国連邦税制の展開』

(2)報告者:渡辺 和夫(小樽商科大学)

『繰延資産会計と引当金会計の変遷過程に見られる特徴』

会員総会(9月2日,14時〜15時30分)

 議事に先立ち,百瀬房徳大会準備委員長の第21回大会の開催の挨拶および岸悦三会長の挨拶の後,大会準備委員長が議長に指名され,議事に入った。

第1号議案 2001年度会務報告

興津裕康理事より以下の報告があり,承認された。

  1. 2001年10月26日役員会(帝塚山大学)
  2. 2001年10月26日会員総会および記念講演会(帝塚山大学)
  3. 2001年10月27日研究報告会(帝塚山大学)
  4. 2002年3月31日『会計史学会年報』第20号発行
  5. 2002年6月6日臨時役員会(大阪市立大学文化交流センター)
  6. 会員の移動
    1. 入会会員
      王 万光(東京都立大学大学院)
      権 泰股(名古屋外国語大学)
      小林 竜二(中央大学大学院)
      竿田 嗣夫(京都学園大学)
      田口 聡志(慶鷹義塾大学)
      竹島 貞治(椙山女学園大学)
      藤川 義雄(京都学園大学)
      李 建(京都学園大学)
      林 三雄(ハヤシ経営研究所)
      高田 正淳(京都学園大学)
    2. 退会会員
      河合 秀敏(愛知大学)
      森川 博(浜松大学)

第2号議案 2001年度決算報告および監査報告

土方 久理事より決算報告,中野 常男監事より監査報告が行われ,承認された。

第3号議案 2002年度予算案

土方 久理事より2002年度予算の説明が行われ,承認された。

第4号議案 会費値上げに伴う資金の使途について

岸 悦三会長より会費値上げ分の資金の使途について説明が行われ,承認された。

第5号議案 役員の任期について

岸 悦三会長より従来の役員の任期2年の延長について,問題提起されたが,今後検討することになった。

第6号議案 スタディー・グループ

平林喜博理事よりスタディー・グループの申込みが以下のテーマであり,受理するとの報告がなされ,承認された。

テーマ:「わが国会計史研究の現在・過去・将来に関する研究」(仮称)
組織:
  中嶌 道靖(関西大学)
  橋本 武久(帝塚山大学)
  桑原 正行(香川大学)
  清水 泰洋(神戸大学)

第7号議案 平戸市への感謝状の授与の報告

岸 悦三会長より,平戸市を訪問し,『平戸オランダ商館会計帳簿』の刊行に対して感謝状を贈呈したとの報告があった。

第8号議案 学会賞審査報告および学会賞授与

岸 悦三会長より学会賞の審査の経過について報告が行われ,2氏の著作に対して学会賞が授与された。

川端保至著『19世紀ドイツ株式会社会計の研究』多賀出版,2001年3月。

村田直樹著『鉄道会計発達史論』日本経済評論杜,2001年10月。

第9号議案 来年度の大会開催校について

平林 喜博理事より2003年度の大会開催校を京都学園大学が引き受けられたとの報告があった。

その他

岸 悦三会長より,事務手続き上の行き違いのため,日本学術会議における資格が登録団体から協力団体に変更になったことへの報告がなされた。また,あわせて今後の対応が示され了承された。

懇親会

 9月2日17時20分から,懇親会が,会場を大学本部棟3階大会議室へ移し,学会員その他約80名の参加をえて催された。百瀬房徳大会準備委員長,下川浩濁協大学副学長および岸悦三会長の挨拶の後,久野光朗北海道情報大学学長の音頭により乾杯が行われ,和やかな歓談が進行した。途中,来年度開催校の山口忠昭氏(京都学園大学)より挨拶があった。懇親会は20時頃散会した。


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